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同社のメインとなる計測器は、デジタル・マルチメータと直流電圧/電流源、光パワーメータとエレクトロメータ、絶縁抵抗計である。これらは、前身のタケダ理研工業から変わりなく設計、製造を続けているもので、AD/DAコンバータ、増幅器の技術を中核とした高精度の計測技術にフォーカスした製品を開発してきた。この中のデジタル・マルチメータは、アドバンテストの子会社のころに4桁から8桁の製品シリーズをすでに開発し発売している。特に6桁を超える精度の計測器は国内ではほかになく、国外でも数社のみである。 「25年の歴史がありますが、今後はさらに飛躍させるため、まず製品をエーディーシー独自のモデルにリニューアルし、マーケットの要求にマッチした機能、性能の向上を図っています。またコストを下げ、売り上げを伸ばすように努力しています。マーケットとしては圧倒的に国内が多いので、今後は海外への進出も考えています」と鈴木部長は語る。 アドバンテストの子会社のときは販売をすべてアドバンテストが行っていたが、独立したことで販売機能を強化していくという。それと同時に、今年の4月まで同社の製品はアドバンテストのブランドであったが、4月からはオリジナルのADCMTを立ち上げた。今回紹介するデジタル・マルチメータ『7352A/E』から新しいブランドでリリースしている。 |