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本RF分野については、1990年代後半の携帯電話普及時期をきっかけに、国内数多くのユーザーへRFテスタの納入を実現している。
RFデバイスの進化は非常に早く、テスト項目もより多数、多種類となると共に、プロセスも、バイポーラ、BiCMOSだけでなく、CMOSプロセスでの高集積化が盛んとなっており、テスタに対しても、より高速、高安定、高ダイナミックレンジな測定、SoCデバイスとしてロジックと連携した測定が要求されるようになった。横河電機では、この要求に応えるべく、新たなRFサブシステム、SHFSMを開発し、今年6月にセールスリリースした。 本オプションをRFテスタ「TS6900S」のRF信号発生、測定機能として使用することにより、RFデバイスをより効率良く測定したいニーズに応えると共に、先に述べた、TS6000H+への搭載を実現することにより、SoCデバイスにおけるRF測定ニーズへも対応した。 本サブシステムのRF機能であるが、信号発生側のSHFSについては、周波数の切り替え時間を高速とした中で、位相ノイズも±124dBc/Hz typと高純度を保ち、200MHzの変調帯域を実現し、前モデルUHFSの特性を大幅に上回った。 測定側のSHFMでも、測定機能部分に、スーパーヘテロダイン方式を採用したことで正確な測定とダイナミックレンジの拡大を実現した。
SoCはロジックからアナログ、RFまでの幅広い計測のため難しいところがある。沼田氏は「デジタル設計は速いが、アナログやRFは設計に時間がかかるだけではなく、でき上がったテストプログラムの完成度、測定手法、テスタのパフォーマンスにより、テスト時間に大きくばらつきが発生し、それがそのままテストコストに直結しています。このため、アナログやRFや知識が乏しくてもTATを短くできるようなデバッグ環境と最速なスループットを発揮できるテスタを提供する必要があると考えています。デバッグや検証はエンジニアのノウハウの出しどころで、経験と知識が必要ですが、デバックする人の立場を考えて、できる限り定型化できるツールや環境を提供していきたいと考えています。」と語っている。
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