写真1 プロトコル・アナライザとのシームレスな連動により、リアルタイムに迫る高速なハードウェア・ベース・デコードを実現
※FlexRayに設定可能なトリガは下記の通りです。(2008年4月現在)
Flame Trigger: Flame Type(SUP, ~SUP, SYNC, ~SYNC, NULL, ~NULL, NORM, All), Frame ID(0-2047, all), Cycle(0-63), Cycle reputation(1,2,4,8,16,32,64)
Time Trigger: Segment type(SS, DS, Symbol, NIT)
Error Trigger: All, Code error, TSSV, Header CRC error, Frame CRC error, Frame end Sequence Error, Boundary violation, Network idle time violation, Slot overbooked error, Null frame error, Sync or startup error, Frame ID error, Cycle count error, Staticpayload length error
また、車載ネットワークの設計・検証を行うにあたり、物理層による測定はもちろん重要であるが、さらに上位のレイヤによるネットワークの検証作業には、オシロスコープだけではなく、プロトコル・アナライザなどの専用モニタ・ツールが用意されている(写真2)。

写真2 オシロスコープだけでなく、プロトコル・アナライザ等の専用モニタ・ツールが必要
当社ではCANやLIN、FlexRay用の各測定器を提供しているが、特に『測定器』として時間情報、つまり各被測定物(ゲートウェイや各ノード、サブスクライバ、パブリッシャ)の遅延時間・応答時間をより高い精度で測定することが可能である。併せてエクセサイザ機能(エミュレーション機能)を同時に提供し、いち早く実ネットワークにおける試験環境を提供することが可能である。いずれも物理層からプロトコル層、さらにはアプリケーション層までの様々なテストケースを想定した製品・ソフトウエアで、ネットワークに関連する問題を効率的に特定するために必要なノウハウが含まれている。
エンジニアの『デバッグ作業』において工数が膨大にかかる可能性がある『問題点・不具合の発見』という一番の難関を、いかに速く解決するのかが現在エンジニアに課せられている一番の難題である。被測定物である車載ネットワーク・システムの複雑さが高まる中、十分なシステムの信頼性を検証するためには、ネットワーク・システムのテスト手段、プロセスの重要性を把握し、事前に充分な準備を行うことと、それを手助けできるツール(測定器)を選択・採用することが重要である。