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業界の動き   

電気測定器の中期予測と生産動向

  電気測定器の中期予測およびオシロスコープの中期予測を(社)日本電気計測器工業会の『電気計測器の中期予測2007〜2011年度』から、生産指数を経済産業省経済産業政策局調査統計部編集の『機会統計月報』より転載した。

 

電気計測器の2007年度見込みと今後の動向

 (社)日本電気計測器工業会によれば、同工業会が2006年度の電気測定器市場の売上予測を4,207億円と見込んだが、SoCテスタが、工業会統計対象の変化などの要因により予想を下回る売上となったため、2006年度の実績は前年度の実績は前年度比4.5%減の4,053億円となったとしている。オシロスコープの2006年度予測は175億円だが、2006年度実績は165億円で実績との偏差は±5.7%となっている。2007年7月に実施したアンケート調査結果の中から電気測定器全体についての予測データをまとめたものが(表1)である。これは、電気計測器全体について予測有効回答15社の最大、平均、最小を集計したもの。各社から得られた予測の平均値を見ると、2007年度の売上げ見通しは4,187億円で、前年比3.3%増と2005年度、2006年度の状況を踏まえて比較的抑えた予測結果となっている。また、2007年度から2011年度までの平均伸び率は約2.8%となっている。ただし、2003年以降着実に増加している海外拠点の売上については、アンケート数値に反映されていない。

 

表1:主要電気測定器メーカによる測定器全体の売上金額予測 (※1)

 

予測結果

 工業会では、2006年度の減少要因の一つは、ICテスタ・セグメントにおける業界構造の変化によるもので、単に市場規模が縮小したわけではナイト推測している。半導体・IC測定器以外の一般測定器が2005年度比1.4%増加していることからもこの推測は妥当性があるとしている。
 過去の状況を踏まえ、2007年度見通しは2.2%増の4,143億円と予測し、その後2011年度の4,725億円まで年平均成長率3.3%で増加すると予測している。電気測定器の実績と中間予測を(図1)に示す。

 

図1.電気測定器の実績と中期予測(※1)

 

生産・出荷・在庫統計 2008年3月

 『機械統計月報』平成20年3月分より、生産・出荷・在庫統計から主要製品統計表を(表2)と3月の製品月表を(表3)に示す。

表2.主要製品統計表(時系列)より(※2)

 

 表3.電気計測器及び電子応用装置(2008年3月分) (※3)

 

 

 

オシロスコープの中期予測

 『電気計測器の中期予測』から、オシロスコープの売上額予測を(図2)に示す。品目の内訳は、アナログオシロスコープ、サンプリングリングオシロスコープ、デジタルオシロスコープ、プラグインユニット(台車、接写装置は除く)となっている。
 情報家電・端末市場において、UWBや高速シリアル通信機能を搭載した機器の市場は拡大の一途であり、開発用ハイエンド・オシロスコープの需要は増加する。また、自動車市場のCAN/LIN/FlexRayなどの通信機能の検証や電気自動車、次世代エンジンの開発用測定器の需要が増加する。

 

 図2.オシロスコープの売上額予測(※1)